一定期間更新がないため広告を表示しています
JUGEMテーマ:読書
JUGEMテーマ:大人のアスペルガー
いろいろと、blogや書籍を読み漁ってますが、ええ。
大人になってからアスペと診断された人たちご本人が書かれた記事や、書籍を読んで考えるのよ。
彼らは、連れ合いや自分自身で気が付いて幸いだったと。
それだけではなく、自分だけでなく家族もきちんと受けとめて、受け入れて、それができない私は羨ましいです。
義家族はバカなので、発達障害ではなく頭がおかしくなったと後先考えず精神病院へ姑を入院させようとした。
そこの医者も聞き取りも満足にせず、勝手に「精神分裂病」と診断して、酷いもんだ。
既に家族との信頼関係を崩していた姑は、入院と治療を拒み、結果家を追い出された。
既に還暦を過ぎた舅の頭には「発達障害」何て単語は無いんだろう。そんなのひっくるめてすべて「キチ○○」なのだ。
今年高2になる娘を育てている義妹は、自分が子育てする上で「発達障害」の文字は少なくとも目にしたはず。
が、義妹は輪をかけてバカなので、いくら社会で「アスペ」や「発達障害」が話題になっても、わが身に置き換えて考えることがない。異次元家族の視野は極端に狭いのだから、仕方ないかもしれない。
ようやく、家に来て診察を受け、薬を処方してもらったが、担当医がはっきりと病気と診断しないから「病気じゃないのに、医者に行く意味が分からん。薬を飲む意味も分からん」と、こちらも拒否してしまった。
この本の作者は40を過ぎて自分の障害に気が付き、病院へ行った。
ここがすごい。それは、自分が人と関わるのにどうしてトラブるのか、上手く接せないのか、常々悩んでいたからに他ならない。うつ病を併発したり、自律神経を病んだり。自分と他人とのズレに悩みながら生きてきた。
自分は何事も人並みにこなすのに、他の人の何倍もかかると書かれているが、彼は自分が評価する以上に頭が良い。
冷静に自分を分析し、次につなげる努力を惜しまない。本に書かれている通り、何度も失敗を繰り返し、ゆっくり成長している。
ここで紹介される対応を、各職場で行えたら、きっと発達障害者が今以上に働きやすい職場になるはずだ。障害の程度にもよるが、一方的な偏った見方から少しは違った見方、対応が取れるのではないだろうか。
異質なものは怖ろしい。関わりたくない。それは人の自然な反応だが、本人が発達障害を自覚し信頼できる上司なり同僚なりに打ち明けていれば、変人扱いも少しは違ってくるんじゃないかなぁ。
やらかした時、フォローできるし、忠告が伝わるからね。
自覚がないと、忠告も注意も理解してもらえないから。自分の世界のマイルールで生きている彼ら。それを他人に指摘されても何が悪いのかなんて、分かりっこないよね。
家庭においても、曖昧表現を避け、具体的に。空気は全く読めないので、そこはこちらが配慮し、何かしてもらう時、お願いする時は具体的に、良い事とダメな事、やっちゃいけない事を伝えようと思ったよ。